街でも田舎でもよく見かける自立立体駐車場

コインパーキングの歴史

今では普通に使われているコインパーキングですが、これにはどのような歴史があるのでしょうか。時間を区切って駐車場を不特定多数の人に提供するという経営方式が本格的に始まったのは1990年代です。したがって、この業界は歴史が非常に浅いといえます。最初にコインパーキングがスタートしたのは東京の上野でした。

その当初、この形式の駐車場を経営しようとする人はほとんどいませんでした。なぜなら、当時はまたバブル期にあって地価が高騰していたので、駐車場のニーズはあったとしても、土地が手に入らない状況でした。しかしその後バブルが崩壊し、地価が大幅に下落したため駐車場のための土地の確保が比較的簡単になりました。結果としてコインパーキングが続々と増えていくことになりました。

バブルがはじけた後に、まず大手商社この業界に参入して事業を拡大していきました。その後大小様々な会社がコインパーキングの運用を始めることになりました。コインパーキングが始まった当初は、土地所有者が設備機器を購入するかリースをし、運営、管理を自社ですべて行なうのが一般的でした。ところがその形態は今変化し、駐車場経営をサポートする会社が運営管理を請け負ってオーナーに賃料を支払う形式が普通になっています。

また、最新技術を取り入れたサービス面続々と投入されていて、精算時のキャッシュレスや遠隔管理によるセキュリティの導入など進歩がどんどんと進んでいます。

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